ウェディングフォトグラファーの梅田厚樹(@tricksterwedding)です。
今回は東京、晴海埠頭での前撮りをレポートします。
東京タワーからレインボーブリッジまで全て見える圧巻の夜景にも関わらず、人は殆ど居ない穴場スポットですので、前撮りにはかなりオススメではありますが、建物自体の間隔が広く、スカスカなので、良い構図を作るのが難しく、撮影の難易度はかなり高いです。
加えて、夜は真っ暗になるので、カメラの性能を限界まで使う感じになりますが、自由に撮影することが出来るので、今回撮影してみて、大好きな場所になりました。
先日アップした丸の内前撮りも素晴らしいですが、人目を気にせず落ち着いて撮影したいという方は、晴海埠頭は相当オススメです。
階段ショット
まずはじめに、こちらの階段から。夕焼けの時間ということもあり、撮りたい場所に他のカメラマンがたくさんいたので、そこを避けるという意味もあり、ここで撮り始めました
回廊エリア
こちらのエリアは、背景を思い切りぼかして、バランスよく切り取っていきます。お二人の新郎新婦姿を詳細に残していくような撮り方で、引いたり寄ったり、いろいろな角度から。
晴海埠頭圧巻の夜景
これぞ晴海埠頭の夜景!!という圧巻のカット。これが撮れただけでも、撮影に行った価値があるというくらいに重要な写真。
二人だけの世界。究極に贅沢な写真ですね。
まさに東京を独占した、お二人だけのウェディングフォトです。
技術的なことを言うと、これだけ離れた場所から、これだけの質の良い光でお二人を包み込むのは、かなり大変なので、メイクさんやアシスタントがいないとこれはなかなか実現できないかと思います。
後ろだけに光を置いて派手さを出して撮るのは、みなさんよくやるのですが、前からも美しい光を送り込むことが最大のポイントです。あくまでも後ろはアクセント的に。上質な光を前方から、が自分の大きな拘りです。
晴海埠頭の象徴的なオブジェ前
このオブジェ前は、かなり人気のポイントで、他にも写真を撮っている方がいることが多いです。自分達は、皆さんが居なくなるまで待って撮影をしました。
入り口前
ご感想
撮影後、新婦さんからご感想を頂きました!
「梅田さん、こんな凡人をここまで素晴らしい作品にして頂いてありがとうございます😭
これを撮ってる時は、梅田さんの言われるがままに手や顔を動かしており、どんな写真になるのか全く想像も出来ず、、、だったのですが、まさかこんな世界観の写真になってるとは😭😭😭
本当にすごいです!天才!!!」
期待以上の写真をお届けできて本当に良かったです。
ドキュメント動画
今回の撮影では、ずっと撮影舞台裏を動画撮影して頂いておりました。
自分が撮影しているところを動画で見ることにより、イメージが湧きやすいと思いますので、是非ご覧ください。
あとがき
良い写真には、思い出を何倍にも美化し、永遠にパッケージするという、魔法のような効果があります。
いくらドレスや演出、装花などに拘っても、残るのは写真だけです。
しかもウェディングフォトは、10年20年、もしくはもっと長く色褪せず、世代を超えて受け継がれて行くものであるべきで、普遍的な美しさを纏っている必要があります。
自分は誰が見ても美しい、バランスが取れた構図で、美しい光で、丁寧に後処理をされた、流行りのフィルターなどで誤魔化したりせず、普遍的に美しい写真を撮るように日々心がけております。
これらの写真が美しいのは、卓越したスキルとスピード、状況判断力など、すべてが合わさって生まれたものです。
写真で重要なのは、勿論何を着るかも大事ですが、それよりも
「誰が撮るか」が一番の肝です。
あなたの一生で一番大切な瞬間を永遠にする「写真」を是非撮らせて下さい。
あなたとの出会いを心待ちにしております。
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