こんにちは。梅田厚樹 (@tricksterwedding)です。
今回のエントリーでは、自分がいつもお話している、ブーケの選び方について。
ブーケには様々な色や種類、大きさがありますよね。
生花で作られた豪華なブーケから、造花やドライフラワーなどから、最適なものを選ぶ必要がありますが、自分がいつも花嫁さんにしているアドバイスをまとめてみました。
自分が思うブーケの選び方は、以下のようなコツがあります。
- 結婚式を挙げる会場で、ドレスを着て写真に写っている自分の姿を想像する
- どのような大きさと色であるべきか、引いた目線でイメージする
- ある程度大きさと色を決めてから、画像などを参照しながら詳細を決める
簡単に言うと、いきなり画像を見て選ぶのではなく、引いた目線から考えることが重要です。そうすることによって、実際に見てみると思っているよりも小さいなぁ、イメージと違うなぁなどと言うことがなくなります。先に大きさと色を決めてから詳細を決めていくと良いですよ。
このドレスにはこのブーケが良いという、単純にドレスとブーケの合わせだけを考えるのではなく、それから更に一歩引いて、実際に会場に立っているドレス姿の自分からイメージするのが重要です。
【写真家から見ておすすめのブーケ】
- 大きいもの。大きいと顔が小さく見え、スタイルよく見えるし絵に迫力が出る
- 花が垂れ下がっていたり葉っぱが飛び出ていたりするもの。
- 長いリボンが付いているものもオススメ
ブーケは、ドレスのスカートの部分を彩るというのが大きな役割で、それが凄く重要です。立っている時に、スカートの位置にお花が来ると綺麗なので、そこに入るものはどんなものが良いのかをイメージしてみましょう。
【ブーケの正しい持ち方とは?】
撮影を始める際に、必ず花嫁さんに言うのは、「今日はとにかくブーケで胸元を隠さないで下さい」と言っています。
ドレスの最も良い部分は胸元の装飾ですが、胸元でお花を持ってしまうと、そこが隠れてしまって、ものすごく勿体無いんですよね、、特に緊張していると、ほぼ全員の花嫁さんが無意識のうちに胸元に持ってきちゃって、ドレスが見えなくなって、もったいないことになります。
ウェディングフォトというと、顔とブーケがかなり近くにある、ゼクシィなどの表紙のカットのイメージが強いと思うのですが、それは胸から上だけを切り取っているから。全身で見ると、花が上の方にあると大体がバランスが悪くなっちゃうんですよね。
ブーケの持つ正しい位置は、手をピンと伸ばしたところから、少し折ったところ
それが正解だと自分は思っています。ドレスの良い部分を隠さないようにしてくださいね。あと、手はピンと伸ばさないように、必ず少しだけ折ってください。そうすることによって、腰に三角の隙間が出来て、スタイル良く見えますよ。
【どのくらいの大きさが良い?】
ブーケの大きさは、自分的に言うと、大きければ大きいほど良いです。
写真的には大きすぎる事は、断言できますが、絶対に無いですよ。
ただ、大きくしすぎて重くなりすぎてしまうと、疲れてしまう可能性がありますので、そこは気をつけて、バランスを取ってくださいね。
顔の大きさの1.5倍くらいで一般的な大きさになるかと思います。
【かすみ草のブーケ】
あまり予算をかけられなかったり、大きくて重いものが嫌な場合は、かすみ草のブーケがおすすめです。
かすみ草ブーケの良いところは、値段が安い、大きさが出る上に軽い、透け感があるので写真映えするところです。このような豪華な絨毯階段(横浜ロイヤルパークホテル)でも、大きさがあると迫力が出て良いですね。
【ドライフラワーのブーケ】
ドライフラワーのブーケのメリットは、終わっても枯れず保存できるのと、値段も安く大きさが出せるのでインパクトが出るという事でしょうか。
例えば前撮りで使って、そのブーケをウェルカムスペースに置いて、一石二鳥にしている花嫁さんを見た時に、「なるほど、賢い!」と思いました。
生花ではできない高いデザイン性も良いですね。
【色々なブーケ】
ブーケは他にも様々な形のものがあります。
如何でしたでしょうか?
ブーケは大部分の写真に写り込むので、写真家から見ると相当重要なアイテムなんですよね。
ご自身のスタイルに合ったお花を選んで、良い結婚式を挙げてくださいね。
なお、こちらの素敵なアーティフィシャルフラワーのブーケとブートニアに関しては、前撮り撮影される方には無料で貸し出しておりますので、お気軽にご連絡ください!
少しでも参考になれば幸いです。
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