こんにちは。都内で活動中のウエディングフォトグラファー梅田厚樹(@tricksterwedding)です。
今回のエントリーでは丸の内の前撮りスポット10選をまとめましたのでご紹介します。
東京でドレスを着てロケーションフォトを行う際は、かなり注意が必要です。
ウエディングドレスを着て撮影していると、とても目立つので、ほぼ必ず警備員さんに注意されてしまいます。私服で撮影する場合は、どこでも自由に撮れるのですが、それとは話が全く違います。そんな中、間違いなく素晴らしいスポットが密集してるのが、丸の内エリアです。
自分は基本的には3時間の間で撮影することが多いのですが、一番のおすすめルートはこちらです。
日比谷公園でナチュラルな緑あふれる写真を撮り→ 歩いて(またはタクシーに乗って)丸の内仲通りを通り→東京駅でフィニッシュ。
時間に余裕があれば、東京駅からパレスホテル前でこのような写真を撮るのも良いですし、タクシーで東京タワー前や都庁に行くのも最高です。東京駅からは好きなところに行きましょう。
1.パレスホテル前 / 和田倉噴水公園 / Palace Hotel
パレスホテル前の噴水が特徴的なこちらの和田倉噴水公園。
パレスホテルをバックに、超広角で夜中に切り取ると、幻想的な素晴らしい一枚に。
東京駅からも歩いて行けますので、とてもおすすめです。
むしろパレスホテルの中で撮るどんな写真よりも素敵です。
2.東京駅 / Tokyo Station
東京と言えば東京タワーか東京駅ですね。東京駅は、ウエディングフォトの超定番です。ここを外すわけにはいきません。
3.皇居付近の石畳スポット
こちらもヨーロッパのような雰囲気の撮影ができるスポットです。場所は、パレスホテル前の公園からすぐそば。石畳から覗く都会の雰囲気が、ヨーロッパとは違い東京を感じさせとても素敵です。
4.日比谷公園 / Hibiya Park
日比谷公園は撮影スポットして、自分が最も使用する場所です。広い上に人があまり多くなく、かつ撮影スポットとしても優秀なので大好きな場所です。
こちらは日比谷ミッドタウンを背に広角で切り取ったカット
奥に進むと、このように幻想的な写真が撮れる森のようなスポットが。撮り方でかなり魔法をかけてますが、とても素敵な場所です。
日比谷公園内にある結婚式場、フェリーチェガーデン。昼も夜もとても素敵です。
5.松本楼 / 日比谷公園
松本楼は、自分が日比谷公園で撮影する時は、必ず訪れる場所です。ヨーロッパのような素敵な写真になるので、とてもお気に入りです。昼間撮影することが多いですが、ご覧の通り夜にライティングして花嫁さんを浮かび上がらせても、幻想的です。
6. ブリックスクエア / Marunouci Brick Square
丸の内のブリックスクエアもウエディングフォトの定番スポットの一つです。
こちらの階段が人気のスポットですが、絵としては必ず押さえたいという感じではないので、時間があえれば立ち寄る感じで良いのではないでしょうか
ブリックスクエアを出て通りに面したところは、ニューヨークっぽい写真が撮れるので、とてもおすすめです。
7.丸の内仲通り付近 / ティファニー前 /
ブリックスクエア前のティファニーも定番スポットではあるのですが、ここではすぐに警備員さんに声を掛けられますので、一瞬でぱぱっと撮る感じになります。(あまりお勧めはできませんが、どうしてもここで撮りたいという方は、こっそり1分程度で済ませましょう。もし注意されたら諦める感じが無難です。運次第、といったところでしょうか。
8. 銀座エリア / Ginza Area
こちらの交差点、ルミネと阪急メンズ館があるところの交差点なのですが、人通りが多いのですが、出てくる絵は力強く、クールな都会的なカットが撮れます。ドレスのトレーンが長かったり動きにくかったりする場合は避けたほうが無難ですが、自分的には相当お気に入りです。(多分自分以外にここでウエディングフォトを撮る人は居ないかと思うのですが、チャンスがあれば行きたい、とてもお気に入りスポットです)
超広角+上から+ライティングでセンス良く切り取ったスペシャルな一枚。
9.東京タワー / Tokyo Tower
こちらから番外編。丸の内エリアではないですが、丸の内からタクシーで10分程度で到着するので、10選に含ませて頂きます。
東京タワーへと向かう道がとても美しい「芝公園4号地」
御成門駅下車すぐのとっておきのスポットです。
人通りも少なく、ウエディング撮影の隠れた名所です。混み合う場合がありますので、待っている人がいる場合はマナーとして、撮影は10分程度で終わらせましょう。
10. 新宿都庁 / Shinjuku Metropolitan Government Office
こちらも番外編です。丸の内エリアではないのですが、丸の内エリアで撮影後、タクシーで都庁前に行き、最後に10分程度撮ることがよくあるのでご紹介します。
都庁は何と言ってもこのド迫力で、要塞のような外観。個人的には、東京都内で一番かっこいい写真が撮れる場所といっても過言ではないです。ただ、夜は暗いのと、かなり特殊な12mm超広角レンズを使用し、ライティングで人物を浮かび上がらせないとここまでのハイクオリティな写真することは不可能なので、とても高い技術力を要します。
こちらで午後8時くらい。肉眼では真っ暗な中、特殊な撮影方法と後処理でディティールを浮かび上がらせます。
…
如何でしたでしょうか
良い写真には、思い出を何倍にも美化し、永遠にパッケージするという、魔法のような効果があります。
いくらドレスや演出、装花などに拘っても、残るのは写真だけです。
しかもウェディングフォトは、10年20年、もしくはもっと長く色褪せず、世代を超えて受け継がれて行くものであるべきで、普遍的な美しさを纏っている必要があります。
自分は誰が見ても美しい、バランスが取れた構図で、美しい光で、丁寧に後処理をされた、流行りのフィルターなどで誤魔化したりせず、普遍的に美しい写真を撮るように日々心がけております。
これらの写真が美しいのは、卓越したスキルとスピード、状況判断力など、すべてが合わさって生まれたものです。
写真で重要なのは、勿論何を着るかも大事ですが、それよりも
「誰が撮るか」が一番の肝です。
あなたの一生で一番大切な瞬間を永遠にする「写真」を是非撮らせて下さい。
あなたとの出会いを心待ちにしております。
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